グリップによって変わる音

皆さんこんにちは
仙台ドラムレッスン、モーラー奏法普及プロジェクト参加ドラム講師の西川です。

ドラム初心者のころからも意識していたことですが、スティックの「持ち方」「握り方」に関してお伝えしようかと思います。

先に伝えておきたいこととして、スティックを「持つ」「握る」という表現がドラムのスティックコントロールに関しての正しい表現かどうかは私の中では怪しいのですが、一般的にはスティックは「持つもの」「握るもの」という言葉が利用されているので、使わせていただきます。

初心者の時に悩んだグリップ

今からかれこれ20年以上前になりますが、教則ビデオやらドラムマガジンやらを見ながら、手の形がみんな同じには見えないなぁ?という思いを持ち、いろいろ試行錯誤していたころがありました。

一般的に言われているグリップに関しては別の記事で紹介します。

グリップの種類の紹介>>

その頃からですが、よく言われる「人差し指と親指でつまむ」というのに疑問を持ち「中指と親指でつまむ」というグリップを自分自身でやってみてましたね。

当時思ったのは、そっちに変えた方が手首が動きやすいと感じたからです。

その感覚は若さゆえ?だったのかもしれないですが、そういう思い付きの素直な感覚というのは大事にしとくべきだなとよく思いますね。

モーラー奏法を学んでから知る3つのグリップ

さて、ご存じの通り(※怪しいですが…)わたしはK’sMusicでモーラー奏法を9年間学びました。やめた後の今でも講師の方、校長先生と交流はあります。

そこで学んだグリップは

  • オープングリップ
  • ホールドグリップ
  • イナーシャグリップ

大きくはこの三つです。
それぞれに関しての詳しくは別途解説する場を設けるとして、一般的に紹介されているグリップとの定義の仕方が違うのが

「どのグリップで演奏するか?」

ではなく

「3つとも使って演奏する」

ですね。
例えば、フレンチグリップといわれれば、その形をキープして叩かなければならないようなことを言われたこともありますけども、そうではないということですね。

まぁ、よくよく考えたらすごく当然で、ずっとおんなじところを叩くロボットではないのですから、ずっと同じ身体の形をキープする方が否合理的ですよね。
どこぞの国の兵隊さんの行進じゃあるまいし。

フリーグリップを踏まえた上でのスティックとの接し方

キャプテン翼の「ボールは友達」的な事ではありません。(※昭和生まれしか伝わらないかもですけどね…)
スティックと手、指の接地面のお話です。

ここの話がこの記事メイン!!

スティックとの接地が多い

結論から言うと、スティックと手の接地が多いと、音程は高くなり、音価は短くなります。

強調する音に使ったり、粒立ちをよくさせる時に使ったりと場面によって使い分けます。

スティックとの接地が少ない

スティックと手の接地が少ないと、多い場合の逆です。
音程は低くなり、音価は長くなります。

音がつながるようなフィルインや、カドが立たないようにビートをしたい時などと場面によって使い分けます。

演奏時に両方を使い分ける

つまりは、どちらのグリップで演奏すると決めるわけではなく、両方を演奏の場面によって使い分けることで表現が全然変わってきます。

一番簡単なわかりやすいもので言うと、8beatのアップダウンといわれる奏法?表現?の時には多いのと少ないのを交互にやるだけでその表現ができます。
逆にスティックの振り幅だけで同じような表現をすると、音量が変わるだけなので、音色の差が少なく、メリハリにかけます。
っていうか、ダサイ演奏に僕は感じますけどね。そんな人は多いです。

ちょっとした違いでスティックは音を変える

大雑把に説明をしましたが、スティックの音がはっきり聞こえる練習用パッドなどで一度試してみてください。

ゆるく持って叩く

しっかり持って叩く

この二つをまず試すだけでも、全然音の違いがわかります。

さらに

指先でつまんだだけで、スティックを落としてみる。

手の腹で握りこんで、スティックを振ってみる。

ってやるとさらに差が出てきたりします。

また、指でスティックに接する場合と手の腹や親指の付け根で接する場合でも音が変わってきますし、当たる瞬間にコントロールすることでニュアンスが変わったりもします。

世界のトップドラマーでもグリップの話をするくらいなんで、理想の表現ができるまでは誰しもが課題として持ち続けるものなのかな?なんて思ったりもしてます。

だって、自分の手の使い方ですからね。
誰かと全く一緒ではありませんから。

皆さんもこの記事を参考にしつつ、自分の手からはどんな音が鳴らせるか?を研究してみてくださいね。

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