どうも。久々の投稿ですね。
上級者向けの記事なんですけども、初心者の方でも意識してほしい内容をちょっと書かせていただこうと思いまして、記事を書きたいと思います。
人間の身体には音程がある
長くやってると同じことを書いていることもありますが…
多分、他のブログとかでも書いたような気がしますが…
大事なことなので、ここでも書いときます。

人の身体って、上から下へ行くほど、音程が低くなっていくんですね。
げんこつで(優しく)叩いてみると、身体に響く音の音程が低くなっていくのがわかると思います。
つまり、身体の場所によって響く音が違うって事なんですね。
まぁ、これは物理で考えても当たり前かなと
って事は、周りの音や、ドラムの音(チューニングとかね)を聞くときに、耳だけで聞いてると聞ききれてない/感じきれてないで惑わされてしまっている可能性があるわけですね。
低音は体の下の方で聞く
例えば。スネアのチューニングをしている時に、聞こえは良い感じになってるんだけれども、実際にスタジオとかで鳴らしてみると「ちょっと印象が違うな」って思う事よくありません?
耳だけで反響音を聞いているので、高音質のところの跳ね返りが変わってしまって耳で聞き取れる音が違うように聞こえたりするわけです。
ちゃんとしたチューニングをしたはずなのにメンバーから
「スネアの音軽いねぇ~」
って言われたりもしますよね。
ぼくが若いころは「ドラムの事なんてわからないくせに!!」なんてみっともないことを腹の中で思ってたりもしましたw
ドラマーあるあるではないでしょうか?
スネアのチューニングでもしっかりとローを聞く
もぉ、見出しの通りです。
大事なのはこれ。スネアって「カーン」って音だったり「スパン」って音だったり、ドラムセットの太鼓たちの中では結構な高音成分が多い楽器ですね。
だから、耳に聞こえの良い感じの音作りをしてしまったりするんですけども、ロックバンドの演奏に混ざったときにギターのヒズミに勝てますか?
アンサンブルに混ざったときに聞こえの良いところが削られたりして、音がショボくなったりしますね。
もちろん、狙いでやってるのであれば問題ないです。
僕個人的には、なかなかそんな場面が出てこないので、「もっと前に出てほしいな」って言われる方が多いと思いますね。
先日のスタジオでも「やっぱりクニさんってスネアが前に出てくる感じが全然違いますね。きもちいぃ~」ってベーシストに言ってもらえたわけですね。
それはやっぱり、スネアのチューニングもそうですし、スネアの音を聞くときに
耳だけじゃなく体で感じている
からなんですね←ちょっとカッコつけましたけど8割がた事実です
演奏する時に身体の響かせる場所を意識すれば音がかわる
スネアのチューニングの時に意識するのは理解していただけたと思いますが、演奏中にもやっぱり意識する必要があるんですね。
バスドラの音をトンって高い音でイメージしているのか、ドゥオンって低い太い音でイメージしているのかで、出てくる音が全然変わります。
生徒さんにもよく試してもらってますが、普通にドラムをたたいてて、モーラー奏法の方のコースに通っていただいている方なら、一瞬で音を変える事が出来ます。
知ってるか、知ってないか
実践できるか、できないか
この違いだけなので、意識して試してみて、「おっ!これ使えるじゃん」って思ったら使い続けられるように日ごろから意識してみてくださいね。
そういうのがドラムのレッスンのあるべき姿だと思います。
筋トレはくれぐれもしないようにぃ~~~
ではでは